やった!
今日の内柴、ビックリするほど絶好調だった気がする。
というより何より、内柴の柔道は面白いなー。
金メダルを取ったのは、もちろんうれしいけど、
試合内容がとても面白かった。
そのスピードもさる事ながら、
やっぱ、組んで技をかけ続ける応酬の柔道は
見ててとても楽しいな。
ルール改正もあって、逃げの柔道が認められてしまった今、
前回のアテネでの外国人勢には全く組もうとせずに
朽木倒しや諸手狩りなど、足ばかり狙ってくる試合が多くて
とてもイライラしたのだが、
今回の内柴の相手はなぜかみんなちゃんと組んでくれたし、
技の掛け合いの柔道が見れてとても楽しかった。
もしかしたら、内柴の組み手が上手くて、
組んでくれてるように見えただけかもしれないけど。
内柴は組んだら離さないからなー。
逆に女子52キロ級の中村はとても残念だった。
敗者復活の3位決定戦で勝ち残り、
堂々の銅メダルだったけれど、
準決勝戦では相手に全く
組ませてもらえなかったからなー。
日本柔道は組んでからが勝負なので、
組ませてもらえないと何も出来ない。
準決勝では組み手が相手の方が一枚上手だった。
見ていた感じ、5分間の試合で、
まともに組めたのが2回ほどだったからな。
でもまだ19歳。
日本柔道、10代初の金メダルも魅力的だったけど、
23歳27歳31歳、そしてもしかしたら35歳と、
まだ4回もオリンピックのチャンスがあるし、
インタビューでの悔しさから来る闘争心ある受け答えも
見ていてとてもゾクゾクしたし、
今後も、とても楽しみな選手だなー。