と言う事で!
今日は知り合いのAV女優、
星野ゆずさんが準ヒロインとして出演したピンク映画、
「
変態夫婦 とろける寝室」の公開と、その舞台挨拶が
上野オークラ劇場で
行われたので行って来ましたー。
古き良き時代から延々と受け継がれるピンク映画独特のタイトルっすな!
写真は転載。
見てきた映画のあらすじとしては、
愛妻家の夫が妻との営みの新鮮さを保つ為、
NTRやスワップに挑戦し、ハマって行く…と言うものなんですが、
一本の映画の中に「イメプレ」「処女×夫」「童貞×妻」「スワップ」「夫婦の営み」等、
多様に渡るバリエーションのエロシーンが出てくるので、
これはエロ漫画のストーリーを作る上で大変参考になりましたよ!
AVと違ってピンク映画は、ストーリーありきの上に必然的にエロがあるので、
エロ漫画と構造が非常に近い所にありましたな!
漫画を描く上で、漫画ばかり見ちゃいけないと良く言いますが、
エロ漫画を描く上で、こう言うピンク映画を見に行くのも、
新しいアイデアを生み出すキッカケの一環になるかもしれませんよ。
ただ、ピンク映画と言うのは本当に売れたごく一部の作品しかDVD化しない様で、
企画として過去の映画を再度上映する事はあっても、
基本的に生み出しても生み出しても短期で終了していく作品ばかりなので、
これは創作者として、本当に勿体ない世界だなーと思いましたよ。
漫画で言えば雑誌には載るけど、単行本化はされないって事ですからね。
一度世に出ても残らない。儚い世界ですよ。
今回の「変態夫婦 とろける寝室」も11月1日~11月7日までの短期上映なので、
もし気になった人は足を運ぶのも面白いかもしれませんよ!
一般映画館の入場料1,800円に比べて、上野オークラ劇場は1,600円と
200円も安い!お得!
さらにその一枚のチケットでずっと館内にいる事が出来るので、
その日上映されてるピンク映画全部見れちゃいますよ!お得!
俺はピンク映画童貞なんで意見はボロが出るから避けるとして、俺が最近観た映画でカルチャーショックを受けたのは、かのフランツ・カフカが書き下ろした小説「変身」ですね。
まさか、あの「変身」が実写化されてたとは夢にも思ってなかったので、自分の無知さに少々ヘコんだのは秘密にしておきますw
※手塚治虫先生が漫画化させてたのは知ってたけど←
この「変身」…主演のエヴゲーニイ・ミローノフの怪演(と言うより、もはや狂演)が本当に悍ましく、背筋にゾクッとくるものがあり、原作小説の独特の世界観をある程度でも知っている人が観たら、一気に惹き込まれること間違いなし!
また、俺的に評価できるのが、英語じゃなくロシア語での映画化ってのが非常に効いてると思う。
原作のドイツ語に通ずるところがあり、尚且つドイツ語のコミカルさを良い意味で払拭できている(気がする)。
まぁ、カフカ自身は知人に「変身」を爆笑しながら朗読したりと、ユーモラスな作品として世に送り出したつもりなのに、出版の印刷工程で字体が細かくなりすぎ&挿絵が暗すぎ、そのせいで陰鬱な雰囲気の作品に思われてしまう…と憤っていたと言うのは有名な話w
ブラック・ユーモアと取るか、サスペンスと取るか、その視聴者の采配が二分する作品だけど、俺は「変身」の映画は最高傑作だと思(ry
Σ( ̄□ ̄)ハッ!!!
何を長々と語っているんだ俺はorz