母親が遊びに来たので、作業を一時中断して、
Bunkamuraミュージアムでやってる
スーパーエッシャー展に行ってきましたよ。
ダリ展と迷ったんだけど、何気にダリは結構見に行ってるので、
今回は初エッシャーの方に。

もぉ、エッシャー面白！！！
滅茶苦茶面白！！！！
大正解！！
これはすごい！
なんつーか…
面白！！！！

変な幾何学模様とかさー、騙し絵とかさー、不思議で楽しい絵ばっか！

しかし、思ったのだが、変な版画ばっか描いてるエッシャーも
最初の頃は真面目で綺麗な風景画や人物像を描いてたんだな。

それが、ある日突然そういうものを全部捨て、何かに感銘を受けて
幾何学模様や不可思議な物を作り出す。

これはシュルレアリストやピカソにも共通すると思うんだけど、
芸術家ってのは得てしてそういうものかもしれないな。

そしてもう一つ思った事が、版画家って、これ…食っていけるのか？って事。
絵画は自画像描くパトロンや教会がいたので成り立っていたが、版画て…。

エッシャーの有名な作品は、50代以降の物ばかりだし、
紙幣のデザインもやったけど、採用されなかったみたいだし、
どうやって生活してたんだろうと思ったら、
エッシャー、大富豪の娘と結婚してたのな。
なるほど、すべての謎が解けた。

そんな事はさておき、スーパーエッシャー展はかなりのオススメですよ！
ものすごい楽しめる！
エッシャー、年取るにつれて、どんどん複雑に凄まじくなって行くからね。

初めは「おー！スゲー、俺もこういうの作ってみたいなー」が
途中「どうなってるんだこれ？」になって、
最後は「ああ、もう分けわからん」になって行くからな。

パソコンの無い時代にどうやってこんなもの描いたんだ？って版画ばっか。
エッシャーの版画見ると、かなり頭が活性化されますよ。